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HOME > TGV、列車フランス・TGV、列車など〜フランスには様々な交通機関がありますが、旅行で一番多く利用する交通機関は列 車になると思います。フランスの列車は主にSNCF(フランス国鉄)が運営しています。 列車の乗り場のホームは前もって決定されていません。乗り場のホームは出発予 定時刻の30分前くらいになると駅内の大きな電光掲示板などに表示されますので 、掲示板で乗り場のホームと列車番号を必ず確認して乗り込みましょう(もし掲示板 に表示されていなければ表示されるのを待ちましょう)。 掲示板前には人が集まっていて、列車によっては乗り場・ホームが決定した瞬間に 乗車する人が集団で移動する事も・・・。 フランスの列車・電車は乗り降りする人がドアを開けるシステムになっています(開 けた後は一定時間で自動で閉まったり、出発前には閉まるので閉める必要はありま せん)。もし列車を乗り降りする時に、自分がドアの最前列だったり乗り降りする人が 周りにいなければ自分でドアを開けましょう。ドアの開閉は「スイッチ式」や「レバー式 」になっています。 余談ですが、フランスの列車は目的地まで同じ進行方向を向いて走るとは限りませ ん。駅に停車した後に、いきなり今までとは逆の進行方向へ進み出す事もありますが 、きちんと目的地まで行きますので驚かないように・・・。 ↑ TGV・列車が止まるパリ市内の駅内。縦に列車が並んで止まります。 日本と違って貫通線路にはなっていない。 TGV フランスで長距離の移動手段として活躍しているのが「TGV」。日本の新幹線と同 じような「高速列車」です。乗客を乗せての営業最高速度は320km/hですが、スピ ードが出るのはかなり郊外の一部区画のみで、町が近い区画では普通の電車と あまり変わらない速度で走ります(新幹線のように常に高速ではない)。 TGVの路線はパリが中心になっているので、滞在する場所や行き先によってはあ まり便利と思えない事もあります。 ↑ TGVの切符。 左側には出発と到着の時刻やTGVの車両番号などが記載。 右側には予約されている座席番号などが記載されています。 TGVは全て指定席になっていて、自動発券機や窓口で座席の予約と切符の購入 をします(レールパスを持っている場合でも、窓口で予約が必要)。列車には「1等 」と「2等」の車両があり、車両クラスも予約が可能です。 TGVの予約には多少のオーバーブッキング(座席数を超えていても予約を受ける )があるようです。まれにオーバーブッキングで予約していた乗客が好きな所に座 っている事がありますが、オーバーブッキング分の乗車券(切符)には座席番号 が書かれていないので、予約を取ってある座席に先客が居たとしても、ビックリせ ずに切符を提示して座席を譲ってもらいましょう。 ごくまれに同じ座席で2重予約されている場合もあるようですが、このような場合 には車掌に指示を求めましょう。 列車 大まかな移動はTGVでOKですが、主要駅から移動するには通常の列車に乗る 必要があります。座席の予約も可能ですが、別途予約手数料が必要になりますの で、よっぽどの混雑がないかぎり予約する必要はないと思います。 予約なしのフリーで乗車する場合には、予約指定の表示がなければ座ってもOK という事です(旅行中に予約の表示のある座席は見かけませんでしたが・・・)。 座席番号の書いていない車両や「Non Reserve(予約なし)」と表示されている 車両はどこに座っても大丈夫です。 ↑ シャモニーの山間勾配を走る普通列車。 鉄道の運行について フランスの鉄道は運行も日本とは異なり、土曜日と日曜日は特別運行に切り替わ るので注意して下さい。月曜日から金曜日までは早朝から夜の11時前後くらいま で列車が運行されていますが、土曜日の夜には8時を過ぎるとほとんどの列車が 運行されなくなってしまいます。翌日の日曜日も通常よりも本数が少なくなっている ので、土曜・日曜に観光の移動予定を計画する場合には注意しておきましょう(私 は土曜の特別運行を知らなくて、宿を取っていたパリまで帰れなかった事が・・・)。 ちなみに、フランスの鉄道はストなどで頻繁に運行が休止するらしいです(私の旅 行中は大丈夫でした)。一応移動手段の予備も考えておいた方が良いかも・・・。 フランス旅行 情報収集ネット (HOMEへ戻る) |
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