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フランスのホテルの特徴

　　旅行に欠かせないのが宿泊先のホテルです。
　　チェックインやチェックアウト、ルームサービスや朝食などの流れは日本とあまり変わ
　　らないのですが、ホテル環境や格付けなど日本とは全く異なる特徴も沢山あります。

　　ホテルのランクは「星」の数
　　　フランスのホテルは「星」の数でランク付け（格付け）されています。星の数の基本
　　　は１～４で、ホテルの入り口付近に星の数を表した看板が取り付けられています。
　　　ちなみに、超高級ホテルの「リッツ」などは４つ星デラックス（４つ星の上のクラス）。
　　　また、星無しのホテルもあるらしいです。

　　　基本的に星の数は「設備」に関する格付けですので、ホテルのスタッフ対応や室
　　　内の清潔さなどは考慮されていません。設備に関する格付けも「全室での割合」
　　　が基準になっていますので、同じホテルでも部屋によって設備にバラつきがあるよ
　　　うです（３つ星でも冷蔵庫やバスタブがあったりなかったりなど・・・）。
　　　格付けはホテルの質を表す物ではなく、ひとつの目安として覚えておきましょう。

　　　この「星」を基準に選ぶ場合には、最低でも「３つ星」のホテルをオススメします。
　　　４つ星はあまりにもランクが違いすぎますが（かなり高級ホテルばかり）、３つ星ホ
　　　テルであれば室内設備で不満が出る事は少ないはずですし、英語を話せる従業
　　　員が必ずいるというのも特徴です。

　　ホテルでの注意点
　　　例え朝食だけでも、部屋から出る場合には常に貴重品を身に付けておく事！
　　　フランスのホテルでは、鍵をフロントに返却していなくてもベットメイクさんが部屋
　　　に出入りする事もよくあります。

　　　私が実際に体験した例では・・・
　　　朝食で部屋を空けていた時に、ベットメイクさんが部屋に入って少し部屋の片付け
　　　をしていたり、チェックインを済ませて外出をしている間に部屋に届け物が置かれ
　　　ていたり・・・など、日本では考えられないような事も体験しました。
　　　ホテルの店員が顧客の荷物に触る事はありませんが、それでも日本とは違う国
　　　ですから、十分すぎるほどの警戒は必要だと思います。

　　現地でのホテル探し
　　　もちろんフランスへ着いてから宿泊先を探す事も可能です。宿泊予定先の周辺で
　　　特別な行事がない限り、ほとんどのホテルには空き部屋があるようですし、観光
　　　地周辺にはホテルもけっこうありますので、現地でホテルを探す事は思っているよ
　　　りも手間はかからないと思います（観光ガイドブックがあれば楽ですよ～）。
　　　ホテルを探すメリットは「実際に目で見て選べる」という点ですから、もしいくつか
　　　の部屋が空いているようであれば、実際に部屋を見せてもらって部屋を決める事
　　　も可能です。
　　　観光シーズンなどは、ホテルを限定してしまうと部屋の空きが無い可能性があり
　　　ますが、特にこだわりが無ければ現地でのホテル探しも良いかもしれません。
　　　（予約ホテルに気を取られなくて済むので、かなり自由な行動が出来るかも・・・）

　　　日本からの予約なしでホテルを探す場合には、フランスへ着いた当日だけは出来
　　　るだけ予約を取っておいた方が良いでしょう。

　　　

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